みなさま、こんばんは。青藍です。
4月もあっという間に過ぎて行きそうな今日この頃ですが、
頑張っていらっしゃいますか?
...こちらは、4月だというのに、
昨日、雪が降りました。
早く、梅や桜の咲く姿を見たいな...。
さて、今日もまた、恋愛の、おはなし。
よく言われることではありますが、
「恋」と「愛」は、違いますよね。
違う性質の、感情です。
「恋」は、
突然、自分でも知らないうちに、降ってくるもの。
気づいたら、そこに在った、という気持ち。
どうしようもなく、心を奪われる、ということ。
眩しいくらいのきらめく光と、
底無しの暗い闇を同時に味わうこと。
飛んでゆけそうなほどのしあわせや嬉しさと、
とても立ち上がれないと思うほどの、狂おしい、
せつなさや哀しさ、孤独、苦しみ。
相手を、どうしても自分のものにしたい、
相手の心を、どうしても自分の方だけに振り向かせたい、
という、強く乱暴な、利己的な、感情。
でも、自身の心では、
どうコントロールすることも出来ない、感情、気持ち、想い。
「愛」は、
ただ、与えるもの。
ただ、差し出すもの。
ただ、受け取るもの。
そのひとを知る、という理解。
そのまま静かに、いつも、そこに、在るもの。
ときにはせつなくもあるけれど、
とても、おだやかな、
あたたかな、光のような、想い。
ただ、ひたすらに、相手のしあわせを願う、気持ち。
そのひとが、ただ、存在(い)て、生きていてくれることへの、感謝。
しずかに、微笑んで、見守るような、気持ち。
永遠に、消えること無く、
逢うことが出来なくても、そのひとがこの世に居なくなっても、
ただ、此処に、在り続けるもの。
見返りは、求めない、利他的な、感情。
でも、自身の心で、
選び、育んでゆく努力が必要な、感情、気持ち、想い。
...だから、
「恋」と「愛」は、まったく別のもの、なのです。
でも、どちらも、
人間ならば、抱いて当たり前の、感情、気持ち、想い。
...それが、一緒になったものが、「恋愛」。
...「恋」を、「愛」へと、
上手にシフトさせてゆくことが出来れば、
恋愛は、うまくゆく、のにね。
どんなひとにだって、それが、出来る筈、なのにね。
...そうは、想いませんか?
...この、1度きりしか無い、
それぞれ誰にとっても、
かけがえの無い人生の終わりに、
愛を知って、胸に抱いて、
静かに微笑んで、許し、許されて、
「ありがとう」と「さようなら」を。
光に、包まれて。
...そんな風に生きて、還ってゆけたら、
いいですね。
「Tuday is the first day of the rest of my life.」
「今日という日は、残された私の人生の、最初の一日。」
...だから、後悔の無いよう、生きましょう。
...それでは、また。
青藍