タグ「SNS」が付けられているもの

会社に学校に地域に、SNSを使わざるを得ないシーンが
増えましたね。

占い鑑定もLINEやチャットが当たり前になってきて、
私も日々必死で勉強しています。


すっかり生活の一部となったソーシャルネットワーク。

インターネット上で写真や動画をシェアしたり、
コメントを書いたり・・・
「私には敷居が高いわ」というシニアの方の声も
よく聞きますし、ご相談も受けますが、

上手に使えば日々の活力になり、世界が広がりますので
一度は試してみて頂きたいなと思います。

大人のSNSの使い方、上手な付き合い方を
私なりに書いてみます。

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●どのSNSが始めやすいの?

・LINE

私もそうですが、今は電話よりもLINEで
連絡を取ることが多いのではないでしょうか?

家族や学校でLINEグループを作るのが
当たり前になってきました。

お子様やお孫様と可愛いスタンプを送り合うだけでも
練習になって、楽しいものです。

企業でも色々な絵柄のスタンプが出ていますので、
自分の好きなスタンプを見つけてみましょう。

メールなどと比べるとスピード感があるので、
まずはポンポンと送り合う感覚に慣れてみましょう。

・Facebook

学校や会社で使っている場合も多いですね。
公開・非公開の設定が細かくできるので、
慣れていない方でも安心して使えるかなと思います。

好きな有名人や企業のページに「いいね」を押すと
ファンになり、最新情報を受け取ることができます。

様々な趣味のグループもありますから、自分の作品を
載せてみたり知識をシェアしてみたり、個人的なことを
公開しなくても楽しめます。

・Instagram

文字ではなく写真がメインのSNSなので、写真や絵が
好きな方は見ていて楽しいですよ。
これと似たサービスに「Pinterest」もあります。

何も投稿せずに好きな芸能人をフォローして、
TVでは見られない写真を楽しむことも出来ます。

アカウントは作る必要がありますが、Facebookの
アカウントがあれば同じ設定を使うことができます。

もちろん自分で写真や動画をアップして楽しむことも
できますが、お子さんの顔やご近所の風景、お家など
個人情報が特定できそうなものが映らないように注意。

●知っておきたいSNS用語

・アカウント

SNSに関わらず、オンラインショッピングでも使われますね。

アカウントとは、インターネット上のサービスを使うときに
必要な自分専用の部屋のようなイメージです。

その部屋にはメールアドレスはもちろん、誕生日や住所、
クレジットカード情報も保管していますから、パスワードという
カギをかけて自分しか入れないようにしないといけません。

複数サービスのアカウント名を同じにしている人も多いですね。
特に有名人は、それが自分の名刺代わりになりますから、
どのSNSでも同じアカウント名を使って、統一性を出すのです。

パスワードは各サービスで少しずつ変えた方が安全です。

もしアカウント情報が流出してしまった場合、
1つのパスワードで全てのサービスにアクセス出来てしまう
ことになり、危険ですから。

覚えるのが大変ですけれど・・・。
私はメモ帳にまとめています。

・フォロー

フォローする、フォロワー数、フォロー外・・・
良く聞く言葉ですが、どういう意味でしょう?

SNSで自分のページを作ると、まずは白紙の状態です。
自分の好きな人や企業のアカウントに「いいね」
「フォローする」を押すと、あなたはフォロワーになります。

フォロワーになると、その好きなアカウントに投稿された
情報が、自分のページにも表示されるようになります。

・ハッシュタグ

良く聞きますねーハッシュタグ。

「#」ハッシュタグに「キーワード」が付いたものを
「タグ」と呼びます。

タグとは、SNS上の目印のようなものです。

興味のあるタグを検索すると、関連のある写真が一覧で
表示されます。人気のあるタグは何万件も写真が出ますし、
1枚しか表示されないタグもあります。

例えば、タロットカードの写真を投稿して
「#タロットカード」とタグを付ければ、
そのタグが検索されたときに、あなたの写真も
表示されるようになります。

・いいね!

フェイスブックやツイッター、インスタグラムでは
投稿の下に「いいね!」というボタンがあります。

これは、その記事を読みましたよ、素敵ですね、など
コメントせずに簡潔に伝える手段になります。

1つ1つコメントを書くより、ハートやいいね!
をハンコのように押すのが主流になりました。

一言入ったスタンプなどを送る人も多いです。

好きな写真があったら、気軽に「いいね!」を
押してみましょう。

投稿した場合も、その数で何人の人がその写真や
文章を見たのか一目で分かるので、便利ですよ。

・公開/非公開

Facebookなどでは、誰に自分の投稿を公開するか
設定することができます。

不特定多数の人が自分の投稿を見られるのは嫌だな、
変なコメントが来たらどうしよう、と心配でしたら
まず「友だち限定」で公開すると良いでしょう。

非公開にして、自分の備忘録のような使い方もできます。


映画やTVで見る芸能人から隣に座っている人まで
世界中のあらゆる人たちのアカウントがあります。

見始めるとあっという間に時間が過ぎていきますので、
タイマーなどをセットして、時間を決めると良いですね。

本当に色々なサービスがありますので、一通り試して
自分に合うものを見つけてみませんか。

最近、SNSの誹謗中傷が原因と思われる
悲しい出来事が増えています。

SNSに書き込まれた言葉に深く傷ついて
眠れなくなってしまったなどのお悩みを
頂くことも増えました。

軽い気持ちで、ストレス発散で、ヒマだから、
目に付いた投稿にちょっと意地悪しただけかも知れません。

でも、書かれた人は深く傷ついてしまいます。

顔を合わせない世界だから、人間同士という
感覚が薄いのかも知れません。

私はSNSが登場する前から生活しておりますので、
実際に連絡を取ったりお会いするまでは、何を書かれても
あまり「自分事」として心に響いてこないのです。

でも今は学校も会社も地域もSNSに繋がっていますから
無視することも難しいですね・・・

どうして人は誹謗中傷するのか、誹謗中傷を
受けたら、どう受け止め、対処すれば良いのかを
私なりにまとめてみました。

+どうして誹謗中傷に発展するの?

1人の時より、グループで話している時の方が
意見が過激になりやすいという心理があります。

例えば、誰かに腹が立っても、1人だとそこまで
怒り続けるのは難しいですね。他にすることも
ありますから、そのうち忘れてしまったりして。

これがグループで「あの人感じ悪いよね」と話し出すと
「ほんとに!服も変だし」「声もイライラする」と暴走し
「皆で無視しよう」とか、意見がどんどん過激になり
歯止めがきかなくなってしまうのです。

学校でのいじめや会社でのパワハラは、
この集団心理の暴走かなと思います。

+SNS上での誹謗中傷

SNSの場合、匿名で発言できる安心感から、
更に大胆に、更に残酷になっていきますね。

インターネットとSNSアカウントさえあれば
1人で気軽に始められますし。

意見を書いているうちに、似た思想の人たちと
知り合ってグループになり、「1人じゃない」という
一体感、安心感も生まれます。

自己評価が低めで、独自のルールや正義感を大切に
している人は、人の批判に走りやすいのかなと思います。

「私は正しいのだからもっと認められるべき」とか、
「ルールを破っているのに人気があるのはおかしい」とか、
怒りや嫉妬が鬱積して、もう爆発を待つばかりです。

「こんな人はTVに出るべきじゃない」「こんなことを
する人は社会から抹殺されるべき」「この人の住所はこの辺り」
・・・振りかざした正義が暴走していきます。

自警団が勝手なルールで地域をパトロールし、気に入らない人に
嫌がらせしたり、暴力をふるってしまう場合と似ています。

「社会のために活動している」という大義もあり、承認欲求も
満たされますから、自分では歯止めがきかないのでしょう。

+SNSの楽しみ方

SNS上には実際の友だちもいますが、素性を知らない
不特定多数の"友達"も多くいます。

設定によっては、友達でない人もあなたの投稿を見て
コメントすることが出来ますね。

そうなると、どんな価値観を持つ人があなたの投稿を
見るのか分かりませんから、相手が自分をどう評価するか
まったくコントロールできません。

良い評価ばかりではないことを理解しておきましょう。

悩みや深いことを投稿するときは、仲の良い友だちだけ
など公開設定を変えた方が無難かなと思います。

「いいね」の数や知らない人からの辛辣なコメントで
一喜一憂する必要はありません。

自分が本当に大切に思う人たちが、
自分を分かってくれれば良いのですから。

+誹謗中傷を書かれてしまったら

相手の意図は分かりませんが、傷つくことを書かれて
しまったことは誰しもあるでしょう。私ももちろんあります。

そんな時は、感情的に受け止めないこと。

顔も名前も分からない人にSNS上で攻撃されても
実生活に関係ありませんよね。

ブロックしても良いし、明らかな誹謗中傷が続いたら
名誉棄損で訴えても良いでしょう。

そういう相手とは、分かり合うことは出来ません。
付き合うだけ時間のムダです。

自分を知っている人で、本当に友だちだったら
直接話してくれるはずです。そして否定だけではなく
「こうした方が良いのでは?」という建設的な
アドバイスも言ってくれるはずです。

匿名のアカウントから「バカ」とか「非常識」とか
ぼんやりした暴言を投げ付けてくる人は、
誰であれ本当の友だちではありませんよね。

反応せずに、ブロック。
相手にしないのが一番です。

+誹謗中傷への踏み込んだ対応

あなたを知らない人が、あなたの投稿をチラッと見て
書いた悪口を、本気にする必要はありませんよね。

基本的には削除して忘れてしまうのが一番です。

「私が悪いのかも・・・」「本当にかわいくないし」
などと自分を責めることは、絶対にしないで。

あなたに非はありません。

もし知らない人からひどい悪口を書かれたら・・・
全てスクショして、証拠として残しておきましょう。

信頼のおける友人や、弁護士さんに相談して
名誉棄損罪や侮辱罪に当たるかどうか判断。

最近ニュースでも見かけますが、「発信者情報
開示請求」という方法があります。

発信者を特定して、損害賠償を請求したりして
SNSの世界から現実の世界で戦うことができます。

実生活で関係のある人だったら、冗談では済まないこと。
ハラスメント罪、名誉棄損罪、侮辱罪の可能性があることを
冷静にはっきりと伝えましょう。

それでも態度が変わらない場合は、
「それでは法的な手続きを取らせて頂きますね」と
弁護士さんに依頼しましょう。

黙って耐える必要は全くありません。


SNSを使って、世界中に気軽に自分の写真や意見を
発信できる時代です。

あまりに気軽なので、良く考えずに投稿してしまう人が
多いのかなと思います。

「こんな意見もあるんだな」「これは侮辱罪にあたるかも」
と客観的にコメントを受け止め、事務的に処理しましょう。

また、自分の投稿を見る人が増えたから、知らない人からも
コメントが来るようになったという見方もあります。

「アンチが付くなんて、私も有名になったな」とポジティブに
捉えて、軽くSNSを楽しんでいきましょう。

1人で抱え込まないで。
お気軽にご相談くださいね。