こんにちは。
いつもありがとうございます。
アドラー心理学『嫌われる勇気』より、気になった言葉を書いています。
「トラウマは存在しない」
これは、かなり画期的な考え方で、私にとっては目からウロコでした。
よく、心理学では行動できないのは、過去に〜があったから、という言い方をします。
ですが、アドラー心理学では、過去に何があっても関係ないというスタンスをとります。
たとえば、ひきこもりの人がいたとして、外出できないのは過去に原因があったのではなくて、
その人がそうしたい目的、理由があるからだと考えます。
(たとえば、ひきこもっていれば両親が心配してくれる、など)
引きこもるという目的のために、過去に理由をみつけているともいえます。
よく、過去を癒しましょう、とか、動けないブロックをとりましょう、などと言いますが、
行動できない正当な理由を過去にみつけはじめてしまうと、確かにきりがなく、いつまでもたっても動けないということはあります。
動けない原因を取り去ることよりも、自分がどうしたいのかという意志や目的の方が確かに強いのです。
アドラー心理学では、「これまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない」「過去などない」
自分の人生を決めるのは、「今、ここ」に生きる自分だといっています。
これは、行動できない、変われない言い訳を全部まとめて一蹴する考え方です。
清々しくて、いいなあと思います(笑
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