幸せのために〜もしかしてカサンドラ症候群?

こんにちは。

いつもありがとうございます。

今日は、ちょっと特殊なお話です。

カサンドラ症候群 という言葉があるのですが、ご存知の方いるでしょうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カサンドラ症候群;カサンドラ情動剥奪障害(カサンドラしょうこうぐん;カサンドラじょうどうはくだつしょうがい)」とは、アスペルガー症候群(AS)[注釈 1]の夫(パートナー)と情緒的な相互関係が築けないために妻に生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である[1]。アスペルガー症候群の夫を持った妻は、コミュニケーションがうまくいかず、わかってもらえないことから自信を失ってしまう。また、世間的には問題なく見えるアスペルガーの夫への不満を口にしても、人々から信じてもらえない。その葛藤から精神的、身体的苦痛が生じる[2]

症状としては偏頭痛、体重の増加または減少、自己評価の低下、パニック障害抑うつ無気力などがある。カサンドラ症候群の悩みを訴える女性のブログも多く見られ、アスペルガー症候群の夫を持つ妻の二次障害として深刻な問題となっている[2]

以上、ウィキペディアより引用

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アスペルガーを知らない方もいるので、そこから説明しないといけないかもしれませんが、専門家ではないのでそこは割愛します。

興味がある方は カサンドラ症候群 で検索されてみてください。

どうしてこの例を引き合いに出すかというと、アスペルガーをパートナーに持つ人が幸せを感じながら結婚を続けることは、かなり難易度が高いことだからです。

あまりにも、結婚に困難を感じている場合、この組み合わせであることがあります。

そして、私からみても、もっとも不幸に陥りやすく、不幸から脱出しにくい組み合わせでもあります。

非アスペルガーの方の人が、かなり客観的に理性的に相手を理解し、自分を理解すれば関係性をよくする突破口はあるのですが、パニック障害や鬱になってしまうと、相手を理解する以前に、自分のマイナス感情に振り回されてしまって、理性的な判断力も失ってしまいます。

また、自分が苦しんでいることに対してのまわりからの無理解も重なり、さらに苦しいです。

(非アスペの)人は、相手に共感してもらえて初めて癒されるところがありますが、アスペルガーであるパートナーにそれを求めることは、ほぼ不可能です。

蛇足ですが、アスペルガーの人には記憶力がとてもよい人も多く、東大などにも多いとききます。(きいた話ですので、違っていたらすみません)

社会生活も問題なくおくれている場合もあるので、パートナーが苦しんでいても余計にまわりの人の共感が得にくいのです。

ですが、この不幸に陥りやすい関係にも、ごく細い道ですが、工夫次第で救いはあるのです。

そのためには、相手を的確に理解すること、自分や相手の思いこみや常識の違いを知る、自分の感情の反応の癖を知るなど、

いろいろとやることがあります。

同じ人間ですが、パートナーは脳のシステムの違う種類の生き物、くらいにとらえていく作業が必要になります。

夫婦関係などで出口のない苦しみにもんもんとしている方、

もしかして、あなたの苦しみはカサンドラ症候群なのかもしれません。