幸せのために〜親を受け取るということ

こんにちは。

いつもありがとうございます。

今日から四月、本当に春だなあ、、としみじみ感じます。

私が住んでいる高原の春は遅いのですが、今年はいつもより早く、桜の蕾がふくらんできています。

ここかしこで「いのち」が息づいていることが濃く感じられる季節です。

さて、今日は、親子関係について、です。

親との関係は、自分が生きていくうえでの基礎になるにもかかわらず、成人しても尚、

親を親と思いたくない、そんなわだかまりを感じている方が多くいらっしゃいます。

たいていの親は、人として未熟で不完全なまま、子供の親になります。そのため、子育ての過程

において様々な間違いや過ちをおかしてしまうこともあるでしょう。

また、たまたまタイミングが悪くて、子供に「自分は愛されていない」というような印象を

与えてしまうことも多くあります。

自分の親を親として認められない、どこかで拒否してしまう、尊敬できない、そんな方は

大勢います。

でもこれは、とてもつらいことでもあります。

親は、自分のルーツです。

親を否定することは、自分を否定することでもあります。

でも、あんなことをした親を絶対認めないと思っているあなた、、

それでも、あなたは今、生きています。

バート•へリンガーさんからのメッセージです。

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『ファミリー•コンステレーション』バート•へリンガー著 p378〜379より

「日本の皆さんに、そしてあなたにも役立つ、一つのイメージをあげましょう。

エクササイズとして、一人でもできるものです。

自分の後ろに、父親と母親が立っていると想像なさい。あなたの右肩の後ろに父親が、

左肩の後ろに母親が立っています。あなたの父親の後ろにも、彼の父親と母親が立っています。

あなたの母親の後ろにも、彼女の父親と母親が立っています。その父親の後ろにも、彼の両親が、

その母親の後ろにも彼女の両親が立っています。

そのように、あなたの背後には、何千、何万もの人々が立っていて、皆その後ろに父親と母親がいます。

あなたの背後には、遥か彼方まで、あなたの家族が連なっていて、それはまるで大海原のようです。

その一番後ろから、金色の光がゆっくりと、除々に前にやってきます。

その美しい金色の光は、どんどん前にやって来て、今あなたの父親と母親の差し出す手の上に

乗っています。

あなたはゆっくりと、後ろを振り向き、両手を前に差し出します。

手のひらを上に向けて。あなたはそっと深くお辞儀をして、手のひらの上に、

その金色の光の玉を受け取るのです。それが生命のエネルギーというものです。

そして、家族の歴史にどんな悲しみがあっても、どんな苦しみがあっても、

どの親がどんなことをしていたとしても、その生命のエネルギー自体は、純粋で美しいのです。

その金色の光は純粋です。」

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「ファミリー•コンステレーション」 については、また後日書きたいと思います。