幸せのために〜たとえ毒親育ちであっても

こんにちは。

いつもありがとうございます。

今日は、何回とりあげても、足りるということはない、被害者意識についてです。

特に、毒親に育てられたという方、、、

もう「毒親」という言葉が出ている時点で、親が悪くて自分は悪くない、という解釈なのですが、

毒親育ちの方は、極端に自分が悪い、と思い込んでいたり、反対に親を絶対許せない、と

思い込んでいるケースが多いです。

自分が悪いと思い込んでいるケースは、その思いこみをゆるめて、自分は悪くなかった、

親のために生きていくのが当然という思いを、自分のために生きていいのだ、という方向に

修正する必要があります。

そして、親が悪い、親のせいで自分は一生不幸だ、と思い込んでいるケースについてですが、

これは、被害者意識を一生もち続ける可能性が高いです。

だって、親は自分を幸せに育ててくれるべきだったのに、そうでなかった、、、のですから。

そこを一生責めることができます。親を許せないことが多いです。

このままの思いで、誰かと結婚すると、今度はパートナーに対して同じような態度をとることも

あります。

私が不幸なのは、夫が私を幸せにしてくれなかったせい。(だって夫は私を幸せにするべき!)

あるいは、自分を癒すべきと思っている存在(ヒーラー、カウンセラーなど)にその思いが

向けられることがあります。

自分を幸せにしてくれそうな相手への期待がすごく高くなってしまうのですね。

期待が高い分、期待通りでないときの怒りも大きいですし、自分はまるっと赤ちゃんの立場に

なっているので、自分の感情の責任は一切とりません。

あくまで、「誰か私をなんとかしてよ!」というスタンスなのですね。そうはいっても

誰もなんとかしてくれないことが多いので、被害者意識まっしぐらになります。

これは一番ストレスがたまりやすい生き方と言えるでしょう。

そして、とても自分を傷つける生き方です。

たとえ毒親に育てられて、子供の頃に生きづらさを身につけてしまったとしても、大人になったら

それを修正する責任は自分にあります。また、自分の状態に100%責任があるのは自分です。

その責任に気付けるかどうかが、被害者意識の方のターニングポイントになるのでしょう。