苦しみのしくみを見る

こんにちは。

いつもありがとうございます。

さて、今日は人がどうして苦しむのか、ということを書いてみたいと思います。

大抵の場合、自分が傷ついたと思うとき、

その出来事あるいは、相手が自分を傷つけたと思ってしまいがちです。

でも、実はそうではないのです。

私たちは、何か出来事が起こった時、意識しないほど瞬時に、「意味付け」「解釈」をしています。

すると、「感情」がうまれます。

でも、同じ出来事を経験しているはずなのに、人によって受け取り方や感情が違う、

と気づいたことはありませんか?

Aさんにとっては、ある出来事は許されざることで、激怒している。

でも、Bさんは気にならないみたい。なぜ?

それは、その出来事にくっつけている、意味付けや解釈が人によって違うからです。

当然、発生する感情も違ってきます。

このしくみがわかると、

自分がどんな意味付け、解釈をしているのか、客観的にみえるようになり、

かなりの苦しみから解放されます。

出来事→感情 ではないのです。

出来事→意味付け、解釈→感情 です。意味付けは、あなた独自のものです。

では、意味付け、解釈がなかったら?

当然、感情も発生せず、その出来事はあまり気にならないでしょう。

つまり、感情を発生させているのは、自分なのです。