悩みの種類と対処の仕方

こんにちは。

いつもありがとうございます。

一応、GW、、ですが、みなさまどう過ごしていらっしゃいますか?

コロナ関連の悩みで頭がいっぱいの方もいると思いますが、今日は悩みの整理の仕方を書いてみます。

悩みごとの相談をしてくる方というのは、当たり前ですが、整理がつかないままでこられます。

よくあるのは、感情的になって来られる方ですが、

そもそも、何が問題なのか、というのはつきつめると、

①想像でなく、現実的、実質的な問題で苦しんでいるもの

②解釈や意味付けで苦しんでいるもの

になります。

①はもう現実を変えるしかないですし、②は、解釈や意味付け、考え方を変えるしかないものです。

もちろん、ミックスもあります。

そして③は過去の傷からきている苦しみです。これは過去の傷に向き合うしかないのですが、自分ではあまり気づいていなかったりもします。

よく悩みのループになりやすいと感じるのは、基本②の悩みで、変えるべきは自分の心の中なのに、現実や相手を変えようと必死になっている場合です。

たとえば、自分は不幸で価値がない、、という自分の解釈が不幸を作っているのに、さらに「幸せな人がゆるせない」などと嫌がらせして責任転嫁するなど。本来、幸せな人がいるのは、この人の不幸とは関係ないのですが、ひとのせいにしているわけです。これは、同じことを10年やっても、苦しみがなくなることはありません。下手をすると、相手の人が病気になったり死んでしまったりして、さらに別の問題を作ってしまうこともあります。ここで必要なのは、本当は自分の内面と向き合うことです。

かと思うと、①の、現実的に限界がきている状態で、現実を変えるしかないのに、ずっと自分が悪いと盲目に責め続ける人もいます。たとえば、DVの夫がいて、苦しいのは夫のせいなのに、自分が悪いから暴力を振るわれるんだ、全部自分のせいなどと思いこんでいる方もいます。この場合は、自分は悪くなく相手に問題があることを認めて、現実的な対処が必要です。

③ですが、これは②とリンクしていることもあります。小さいときに親との関係で受けた傷や思いこみがもともとあり、現在の出来事や相手が引き金となって、感情が出ているだけなのに、今のパートナーから苦しめられていると感じている場合です。これは、おおもとの傷と向かい合わないと、基本的に解消しません。この場合は、パートナーを変えようとしたり、状況を変えようとする前に、これは過去の傷に気づかせてくれているのだ、とセラピーなどで自分を癒すのが早いです。

悩みが発生している原因を整理して、あう対処をしないと、いつまでもぐるぐる悩みがループしてしまいます。

そして、感情的になっているときは、まず、悩みの原因がみえていません。自分が悪いか、相手が悪いか、あるいは、よくわからないくらい混乱しています。

あと、絶対的にこれはいつまでも変わらないな、、と思うのは、

自分と向き合おうとせず、他人に責任転嫁する被害者意識の人です。そして依存の人。

これはもう、ずっと苦しみが解決しないと言っていいです。

悩んだときは、もちろんなんだかよくわからない状態だとは思いますが、

本当は何が問題なのか、紙に書きだして整理することをおすすめします。

コロナのことでも、何が現実的にどれくらい困るのか、その対処方は何か、その行動をするのに何が邪魔しているのか、

そのほかに自分の心の中で作り出している苦しみは何か(これは見極めれば減らすことができます)

など分けて紙に書くことで、やみくもに不安になることがかなり減ると思います。

そして、何が苦しみを作っているのかをよく見極めて、何と向かい合わなければならないのかを見抜いて、

その上で占いを使うくらいでちょうどよいと思います。