○●今日はよく聞く、又は見る立像の基本です○●
●大きく分けると4つのグループになります。
★如来
★菩薩
★明王
★天
◎如来像
如来像は出家後の釈迦をモデルにしたものです。
釈迦は元は王子として
地位や財産などあったが、それをすべて捨てて衣一枚で
出家したといい、そのことから如来像は衣だけをつけている。
仏像の原型は釈迦如来像でその後に薬師如来像や
阿弥陀如来像、大日如来像などが造られた。
◎菩薩像
菩薩は元々、釈迦の修行時代の呼び名で釈迦が
出家する前の姿を現す。
その為、当時王子だったので装飾品や宝冠など
身につけた裕福な姿で造られている。
菩薩は釈迦のいろいろな事の補佐をするもの
としてまつられている。
弥勒菩薩・普賢菩薩・文殊菩薩・観音菩薩など
考え出された。
一番正しくは観世音菩薩で救いの手に様々に変容し
、意のままに救う。
◎明王像
7世紀になると密教が伝えられ、明王が存在すると
考えられるようになった。明王は如来の化身で人の
激しい煩悩「欲望」を凄まじい怒りの形相で説き伏せる
のである。
不動明王を始め、様々な明王が造られた。煩悩を激しく
火焔で焼き付けてしまう一切の悪を徹底的に破壊すると
言われている。
◎天像
天とはインドの神々が仏教に持ちいれられたもので
梵天・帝釈天・四天王弁財天などいろいろな
神の姿がある。
これらはみな釈迦に諭されて仏教に帰依し、
釈迦・菩薩・明王を補佐する役割を持つ。
四天王は東西南北をを護る。最大の鬼門の
北は四天王のリーダーである多聞天が単独で護っている。
多聞天は毘沙門天と呼ばれる。
○阿修羅像
阿修羅は常に戦いをする悪神だったが、
釈迦に論されて守護神になった。
お寺にはそれぞれこれらの仏像が祭られています。
知識を持って見られるとより楽しいかもしれませんね。
○●オリジナルマイカレンダー・アーリアン慧●○
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