レイキ伝授についてよく聞かれるのが「霊視できる体質になれますか？」という質問です。レイキは漢字で「霊気」と書くこともあって何か霊感的な能力を身につけるものと思っている方も多いですが、実際は脳の回路を開くので本人が元々持っていて眠っている能力は開花しますが、それが必ずしも霊感能力の開花とは限りません。その人が本来持って生まれた役目に応じて開花してくる能力はそれぞれ異なります。
しかしレイキ伝授を受けた後、何年も色んな人をヒーリングしていくとある意味「霊感」にとても近い事ができるようになる人が多いのも事実です。霊を見るという事ではなくて、患者さんの体のスキャンができるようになるという事です。例えばどこか悪い部分があればその悪い部分に触れると何か違和感を感じるとか、手で体に触れなくともざっと全身を見ると悪い部分に黒っぽいエネルギーがたまっているのが見えるなど。
ベテランのヒーラーになると、邪気を匂いで感じる方が多いのです。私にも経験がありますが、お客様から動物的な体臭を感じることがあるのです。しかし、その動物的な匂いはお客様自身から発せられているにもかかわらず、お客様に鼻を近づけて匂いを嗅ぐと（ちょっと変態的ですが確認のためにヒーリング中匂いを嗅ぐという場合もあります）実際は体臭は全くしなくてシャンプーや香水の匂いがするんですね。でも少し離れて見ると体臭がする。
この「少し離れると匂うが近くに寄ると匂わなくなる」というおかしな「体臭」はまさに邪気の匂いです。他者から受けた邪気・霊的な邪気・本人のストレスによる邪気など人によって種類は様々ですが匂いはほとんど一緒です。お客様自身はいつも清潔にしているので体臭はしないのに、何故か３０センチ以上１メートル未満程度の範囲で離れてみると異臭がするのです。
このような嗅覚・触覚・視覚などで邪気の存在がわかるようになったら、それはある種の「霊感」を身につけた状態と言えるでしょう。
何も霊を見ることだけが「霊感」ではありません。他者の状態を色んな形で読み取る事ができれば、それは一種の「霊感」。お客様が想像している霊感とはちょっと違った形かもしれませんが、要は霊感を身につけたくてレイキ伝授を受けようというならばやはり伝授後いかに色んな人をヒーリングしていくかの経験で、本来は霊感などほとんどないような体質の方でも次第にそういった目に見えないエネルギーに敏感にはなれると思います。
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