今日はあまり時間がないので手早く行きます。
再び「たけしの日本教育白書2006」からのネタです。
番組では「品格」がある人間をテーマとして取り上げていました。
この「品格」という言葉は最近の大ベストセラー「国家の品格」(藤原正彦著)から取ったものです。普通だったら品位とか上品と表現するでしょう。
しかし、流行りものに簡単に乗っかっておいて「品格」もなにもないですね。大体、一番品位にかけるのはテレビではないですか。
まあ、こんなところに文句をつけていては話が進まないので、一応置いておくとして、アンケートでは、もっとも品格があると思われている人物は一位が「吉永小百合」で、続いて「イチロー」、「王貞治」でした。
仕方がないのかも知れませんが、まったくの見た目だけで判断しているようです。
王監督についてはよく知りませんが、少なくとも吉永小百合さん(確かに上品そうには見えますが)とイチロー氏に関しては、私は納得できません。
それこそ品位に関わりますから詳しくは書きませんが、あまり尊敬できない話を知っているからです。
それから、番組の最後には石原慎太郎都知事と久米宏氏が出演して討論していました。
しかし、石原都知事も品格にはほど遠い人でしょう。彼の今までの沢山の放言を考えればよくわかります。
ちょっと思い出したものを上げても、生理が終わった女性は生きる価値がない、とか、フランス語は劣った言語だとか、女性蔑視、間違った先入観による国際感覚の欠如などを曝露していて、とても「品格」などを語る資格はないですね。
久米氏に関しては彼が活躍していた頃は私はフランスにいたのでよくは知りませんが、聞いた話では、押しが強く、やはりあまり尊敬できる人間ではないとの印象を持っています。
まあ、簡単に言えば、いかにも自分が品格があるかのように、平気な顔で人前で「品格」をうんぬんできるような人間はもともと品位に欠けるということだと思います。
勿論、こんなことを書いている私も同じなんですが。
まだ、書きたいことがありますので明日に続きます。
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