首相は庶民ではないし、あってはいけない。

麻生首相が、毎日のようにホテルのバーや飲食店で過ごしていることについて、「庶民感覚からかけ離れている」との声がマスコミからあがっているんだそうです。

しかし、なぜこんなレベルの低いことが話題になるでしょう。

新聞記者も他に聞くことがないんでしょうか。

もっと重要なことが山積みになっていると思うんですが。

大体、一国の首相が庶民であるわけがないでしょう。

そして、庶民感覚があろうとなかろうと、首相は一般庶民が行くような店には行ってはいけません。

セキュリティの問題があるからです。

首相やその周りの人がまず考えるべきなのは安全です。

この辺りのことがどうも日本では真剣に考えられていないんですね。

セキュリティに対する考えがものすごく甘いと言うか。

外国だと首相や総理大臣がレストランで食事する場合には、事前に徹底的に安全が確認されますし、食事中は素性のわからない一般の客は入れないようにします(下手をすると近寄ることもできない)。

これでは店にも客にも迷惑でしょう。

だから首相は一定以上の格があって、そうした客を喜んで受け入れてくれるような店に行くしかないんですね(一流ホテルや料亭が最適でしょう)。

こんなこともわからない新聞記者は本当に見識が疑われます。

くだらないことで首相の足を引っ張ろうとするのは止めた方がいいですね。

では。