そして、夜中に変な音が聞こえたりすると気になって、心配で眠ることもできなくなったんですね。
なんでもそれらしく思えて、神経が参ってしまいました(昔ならノイローゼと言ったのですが、死語でしょう)。
それで私のところに相談に来たのですが、皆さんの中にも呪いが本当にあると思っている人も少なくないのではないでしょうか。
結論から言いますと、呪いで人を殺すことはできません。
私も職業柄、呪い自体の存在を否定はしません。しかし、人を殺す力があるかとなると答えはノーなんです。
以下にその理由を説明します。
人の感覚にはよく言われるように五種類あり、これに加えていわゆる第六感がありますが、これらはすべて受動的能力です。
英語でperceptionと言うように、要するに感覚を受ける能力のことです。
これに対して、人の能動的能力は物理的力によるものしかありません。
手や足、場合によっては口もあるかも知れませんが、実際に体を動かすしかないんです。
要するに受動的能力にはエネルギーはほとんど要らないのに対して、能動的能力の行使には比較にならないほどの力が必要なんですね。
まだ、続きがありますが、話が長くなったので、さらに明日に続きます。
では
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