決勝戦出場者にそれぞれキャッチフレーズが付けられていました。
京大医学部の天才、東大法学部の秀才、東大のIQ貴公子、京大経済学部首席、東大の知識モンスター、東大医学部の異端児、そして、唯一の女性出場者は数学オリンピック金ですね(前回の文章で東大7人、京大1人と書きましたが、実際には京大2人でした)。
なんと言うか、表現がずいぶん貧困だと思いますが、頭が良いことを形容する言葉があまりないんでしょうね。
番組中では天才ばかり連呼していました。
私は天才と秀才ははっきりと違い、この出場者たちは秀才だと思うのですが、その話は後にします。
ところで、女性出場者ですが、数学オリンピックの金メダリストとの触れ込みでした(現在は東大医学部在籍)。
しかし、正確に言うと、高校在学中に中国女子数学オリンピックに出場し、日本人初となる金メダルを2年連続で獲得したんです。
嘘とまでは言わないですが、実際には数学オリンピックが、アジア・太平洋の数ヶ国の高校生向けで、女性の部での優勝だったことを紹介しないのには何かの意図を感じざるを得ません。
彼女の能力が大変なものであることは間違いないので、テレビ局の小細工が余計にくだらないことに思えます。
さらに続きます。
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