頭脳王(7):天才と秀才

166157.jpg続きです。

そう言えば、昔読んだ本に面白いことが書いてありました。

アインシュタインは相対性理論を言葉や数式として得たのではないんだそうです。

イメージとして得た。

言葉や理論的な構成がまったく関与しない純粋な情景として。

つまり、頭の中でイメージとして想定し、その映像をいろいろとこねくり回した後で最後に数式として出力したわけです。

どうです、わかりますか。

残念ながら、数学がまったく不得意だった私にはよくわかりません。

昨日のランボーの色と母音と同じで、天才と言われる人の感覚が普通の人とはぜんぜん違うのでしょう。

普通の人が努力して何とかなるというレベルではない。

次元が違うと言うか。

私たち凡人は天才の世界をある程度想像はできても、本当に理解することは永久にないでしょう。

ところで、大雑把に言うと天才には芸術系と頭脳系があると思います(スポーツ系は別にします)。

ランボーやモーツァルトは芸術系で、アインシュタインは頭脳系ですね。

頭脳系でもう少し例を上げるとチューリングとノイマンがいます。

続きます。