子供用リードの問題

IMG_0016.jpg最近、子供用リードが議論を呼んでいるようです。

ご存じだと思いますが、一応、説明すると、子供用リード(迷子ひもとも呼ばれます)とは外出の時に、小さい子供の胴体や腕、リュックサックなどに付ける紐のようなもので、親がその端を握ります。

見た目は確かに犬に装着するリードに似ています。

そのため、「犬の散歩みたい」、「猿回しみたい」、「奴隷制度を思い出した」との声が聞かれます。

あと、「普通に手を繋げばいい」、「自分が楽したいだけ」、「ベビーカーに乗せればいい」といった批判もあります。

しかし、テレビ番組なんかで、批判派の人を見ると、大抵は女性ですが、自分では子育てをしたことがないような感じがします。

私自身の経験を考えても、子供はいつ走り出すかわかりません。

昔、フランスに住んでいた時、共稼ぎだったのですが、保育園が一杯だったので、子供を乳母に預けていました。

それで、迎えに行くと、子供は嬉しいので、はしゃぐんですね。

いつもは手を繫ぐのですが、その手を振りきって突然走り出したことがあります。

私も追いかけて走ったものの、全然追いつけない。

もう少しで車道に飛び出すところでした。

当時、子供用リードはなかったと思いますが、あれば使ったと思います。

批判する人たちは見た目を問題にしますが、見た目なんかどうでもいいでしょう。

大事なのは子供の安全なのですから。

大体、この人たちは、他人の育児方法になぜ口を出すのでしょう。

虐待しているのなら別ですが、そうでないのなら、勝手にさせておけばいい。

続きます。