最近、少し落ち着いたとはいうものの、ギリシャが世界中を騒がせています。
まだまだ問題が山積でどのような結果が待っているか予断を許しませんが、今日は肩の力を抜いてギリシャ料理の話をします。
実はある雑誌にムササが紹介されていたんですね。
ムサカは茄子の肉詰めグラタンのような料理ですが、記事にはエジプト料理と書いてありました。
しかし、私の認識ではムサカはギリシャ料理なのですが(違うかも知れません。詳しい方は教えてください)。
ところでギリシャ料理は日本ではあまりなじみがないように思います。
なんどかこのブログにも書いた通り、私はパリではカルチエ・ラタンの真ん中辺りに住んでいたことがあります。
ここはいわゆる観光名所だったのですが、フランス料理の店は少なく、外国系のレストランが密集していました。
アラブ料理、イタリア料理、インド料理、日本料理、そして、何軒かの、ギリシャ・レストランも。
ギリシャ料理はフランスでもそれほど一般的ではありませんから、なぜカルチエ・ラタンに集まっているのかは謎です。
それで、ムサカ以外のギリシャ料理と言えば、どんなものがあるでしょう。
私もギリシャに行ったことがあるわけではないので、この界隈のレストランを見ての印象で書くと(2〜3度入ったこともあります)、トルコのようなケバブ(肉の串焼き)、子豚の丸焼き、後はオリーブの葉を使ったものもあったと思います。
しかし、全体的にどうもオリーブ油を使いすぎのようで、くどすぎる感じがしました。
お酒に関しては、ギリシャにはレチーナと云う特産ワインがあるんですが、松脂を混ぜてあるため独特の風味をもっています。
残念ながら、これも私の口には合いませんでしたが。
デザートもあまり洗練されているとは言えず、物凄く甘い揚げ菓子類が沢山あるだけです。
そして、最後のシメで飲むコーヒー。
これはトルココーヒーと似ていて、最初からかなりの砂糖が加えてあり、しかもカップの底には粉が溜まっています。
上澄みを飲むわけですね。
まあ、ギリシャは食文化としてそれほど独特のものを持っているとは言えないと思いますが(トルコ料理の影響が強いようです)、日本にも何軒かありますので、興味のある方は一度試してください。
では
ギリシャ料理
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