まず、熊本地震で亡くなられた方に哀悼の意を捧げさせていただきます。
しかし、マスコミ、特にテレビ局の対応は相変わらずですね。
というか、きちんとした対応ができていない。
ある局の現地報告をしていたアナウンサーなんかまるっきりしどろもどろで、「土石流が、土石流が」を何回も繰り返すだけ。
他の局のレポーターも、むやみに興奮して叫んだり、泣いたり。
冷静なレポートなんて望むべくもありません。
要するに普段からの訓練ができていないんですね。
きちんとした災害時報道体制があるとも思えない。
政府には平常時からの災害対策を要求しているくせに、自分たちのこととなるとこの体たらくです。
それから、良く言われることですが、ヘリコプターの騒音の問題があります。
以前から、爆音のために、生き埋めになっている人たちにが聞こえないとの指摘がされていますが、まったく止める気がない。
どうしても飛ばしたければ、1機だけして、各局で映像を共有すればいいのに、確かにどこかの局の責任者はメンツに関わるためにそんなことはできないとの発言をしていました。
人命よりも自分たちのメンツの方が大事なんですね。
大体、どの局も同じようなニュースばかり繰り返します。
被害地の映像、死亡者の数、ヘリからの空撮、避難所の様子、専門家による地震のメカニズムの解説等々。
他のニュースを流すと批判される可能性があるので、無理やり地震関係ばかりしているのでしょうか。
その割りに実際に役に立ちそうな情報はほとんどありません。
明日に続きます。
では。
地震報道とメディアの姿勢
Posted by comment(0)
|
コメント