アメリカの動物園で、3歳の男児を守るためにゴリラが射殺されたことが議論を呼んでいるそうです。
要するに、男児が柵を乗り越えてゴリラ舎を囲む溝に転落したところに、雄ゴリラが近づき、子供を引きずったりしたため、動物園側が射殺したわけです。
子供はけがで病院に運ばれましたが、命に別条はないとのこと。
この措置に対して、ある動物愛護団体「ゴリラはおとなしい動物だ」と非難。
また、麻酔銃で十分だったはずだとする意見もあります。
うーむ、しかしねえ、子供が水たまりの中、ゴリラに脚を持って引きずり回されている状況でそんなに冷静に考えることができるかなあ。
麻酔銃も当たってすぐに効果を発揮するわけではありません。
それに、ゴリラが本当に大人しいとしても、怪力であることは間違いありませんから、何かの拍子ということがあります。
子供の命に危険があっても、ゴリラの命のことを考えるべきなのでしょうか。
しかし、今回に限らず、こんなことを言う動物愛護家が結構いることは確かです。
中にはテロまがいの行為にまで走る人たちもいます。
クジラを守るために平気で人間を攻撃するとか。
彼らは人間よりも動物の命のほうが大切なのでしょう。
自分の命は別みたいですが。
最後に書いておくと、子供に同伴していた両親に対しては、ネット上で「保護責任を果たさないから、ゴリラが殺された」と非難が噴出し、刑事罰を求める嘆願書が提出されましたが、最終的には刑事罰には問われませんでした。
では。
ゴリラの命がそんなに大事なのか
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