児童虐待事件がテレビや新聞でよく取り上げられます。
すると当然のように、最近の若い親たちは・・・といった話になります。
しかし、実際には、最近の若い人たちの子供の扱いが特別に悪くなったわけではありません。
今まで見過ごされていたことが注目されるようになったために虐待件数が増えているように見えるだけです。
昔のほうがずっと子供に対する扱いは酷かったでしょう。
子供に長時間労働をさせる。
奉公に出すといって10才くらいから商人や職人に預ける。
遊郭に売る。
酷い場合は間引きと言って口減らしのために新生児を殺していたのはそれほど昔のことではありません。
実際に、私の両親は共に小学校を卒業するとすぐに奉公に出されています。
その時の労働条件はお話にならないほど酷いものだったとのことですが、それが当たり前だったので誰も疑問に思わないし、虐待だなんて考えもしない。
今だと国連の「子どもの権利条約」に違反しているとして大変な批判にさらされるでしょうが。
ただ、今回のテーマではないのでこの問題にはこれ以上深入りしません。
明日に続きます。
では。
児童虐待ホットライン
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