地震被災者と表現の自由とテロ

20160913082422-4f49f8284965481ab69213d66a8a2ee02b9b571f.jpgAFP(フランス通信社)によるとフランスの週刊新聞シャルリ・エブドが風刺画でイタリア地震の被災者を「ラザニア」扱いしたとのことです。

イタリア側は大激怒。

当然ですね。

被災者を笑い物にするなんて考えられない。

日本でこんなことをしたらどれだけ非難されるわかりません。

覚えている人もいると思いますが、このシャルリ・エブド紙は昨年、イスラム過激派を挑発する風刺画を掲載したことで、テロリストの攻撃を受けています。

そして、12人の犠牲者が出たのに、全然懲りてないんですね。

そう言えば、日本でもかなり昔のことですが、右翼による出版社へのテロ事件がありました。

その後、出版社(他も含めて)はかなり大人しくなったような気がします。

シャルリ・エブド紙は、今回も表現の自由を言い立てています。

命をかけても信念を守っているわけですね。

ここまで行くと覚悟は立派だと褒めるべきなのかも知れません(意地になっているだけのような気もしますが)。

フランス人の意外な一面と言えるでしょう。

では。