肉の焼き加減の10段階

20161029075154-781086857817e89ff0443749f7850a9646cfb4d6.jpgテレビであるグルメとされている芸人が肉の焼き方には10段階あると言っていました。

その10段階の焼き加減とは、生に近い方から、ロー、ブルー、ブルーレア、 レア、ミディアムレア、ミディアム、ミディアムウェル、ウェル、ウェルダン、ベリーウェルダンだそうです。

外国では誰でも知っているとのこと。

なるほどねえ。

しかし、私はフランスに20年以上住んでいましたが、そんな話は聞いたことがないですね。

有名レストランのシェフや美食家とも話したことがあるんですが。

もちろん、フランス人がレストランでステーキを頼む時にそんなことを口にすることはまったくありません。

念のために、フランスYahooで調べたところ、やはりブルー、レア、ミディアム、ウェルダンの4種類しかないですね。

結局、誰かが考えたギミック、つまりこけおどしなんでしょう。

ものすごく細かいことを言って素人を驚かそうというわけです。

大体、そこまで細かく分類しても何の意味もないでしょう。

普通の人が識別できるとも思えませんし。

ただ、こうした話は知ったかぶりの人たちの大好物で、すぐに受け売りしますから、広がるだろうなあ。

料理に限らず、他のことでも似たようなことが良くありますから、騙されないようにしてくださいね。

では。