テレビであるグルメとされている芸人が肉の焼き方には10段階あると言っていました。
その10段階の焼き加減とは、生に近い方から、ロー、ブルー、ブルーレア、 レア、ミディアムレア、ミディアム、ミディアムウェル、ウェル、ウェルダン、ベリーウェルダンだそうです。
外国では誰でも知っているとのこと。
なるほどねえ。
しかし、私はフランスに20年以上住んでいましたが、そんな話は聞いたことがないですね。
有名レストランのシェフや美食家とも話したことがあるんですが。
もちろん、フランス人がレストランでステーキを頼む時にそんなことを口にすることはまったくありません。
念のために、フランスYahooで調べたところ、やはりブルー、レア、ミディアム、ウェルダンの4種類しかないですね。
結局、誰かが考えたギミック、つまりこけおどしなんでしょう。
ものすごく細かいことを言って素人を驚かそうというわけです。
大体、そこまで細かく分類しても何の意味もないでしょう。
普通の人が識別できるとも思えませんし。
ただ、こうした話は知ったかぶりの人たちの大好物で、すぐに受け売りしますから、広がるだろうなあ。
料理に限らず、他のことでも似たようなことが良くありますから、騙されないようにしてくださいね。
では。
肉の焼き加減の10段階
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