書店の閉鎖

20161003003704-82df2d7a196e1a829a1db29719f6a33b44271218.jpgなんだか講談社とアマゾンが揉めているようですが、今日はその話ではありません。

書店の話なのでアマゾンにも関係はありますが。

街の小さな本屋が次々と閉店に追い込まれていることはかなり前から話題になっていましたが、最近は大型書店まで同じ道をたどることがあるようです(紀伊国屋、ジュンク堂)。

そうすると必ず言われるのが、最近の若者は本を読まなくなったです。

だから本が売れないと。

本を読まないのは、他に楽しいことが沢山あることも原因の一つでしょうが、大体本当に昔の人達はそんなに本を読んでいたのでしょうか。

今と同じで読む人は読むし、読まない人は読まないといったところなんじゃないかな。

私の小さい時のことを考えても、本棚がある家はほとんどなかったし、普通の人は本なんか読まなかったと思います。

また、私に言わせれば書店の努力も足りないと思います。

街の小さい本屋では欲しい本なんかまず置いてありません。

マンガと雑誌ばかり。

そして、ちょっと前までは本を注文すると1週間以上かかるのが当たり前でした。

流通システムが複雑だったのですが、書店側は何も改善の努力もしなかった。

それがアマゾンの出現でがらりと変わりました。

下手をすると当日に届くこともありますからね。

市場を席巻するのも当然と云えるでしょう。

もう一つは本の価格が高すぎることです。

作家は自分たちの生活の糧ですから、もっと高くても良いなんて言いますが、本はほとんどの場合、1度読めばそれで終わりでしょう。

そう考えると他のゲームなんかと比べても高いんじゃないかな。

実際、ブックオフなんかに行くと結構客がいますからね。

まだ、書きたいことはありますが、続きはまたの機会に。

では。