ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞

20161012070240-36529796bfe999772e389d634774bd2925206e7b.jpgボブ・ディランがようやくノーベル文学賞を受賞しました。

ようやくと言ったのは、かなり前から毎年のように候補に上がっていたからです(村上さんみたいですが)。

しかし、最近の人はボブ・ディランを知っているのかなあ。

75歳とかなりの年齢だし、最近はあまり歌を聞きませんからね(少なくとも日本では)。

私が若い頃、今からもう約半世紀も前のことですが、ディランは日本でも一世を風靡したことがあります。

フォーク全盛で、沢山のグループが彼の歌を歌っていました。

といっても、ピーター、ポール&マリーのバージョンの「風に吹かれて」ですが。

そう云えば、当時はディランの曲は好きだが、声は嫌いだと言う人が、プロのフォークシンガーにもいましたね(そんなことは言ったことがないようなふりをしていますが)。

実は私もボブ・ディランの真似をしてギターにハーモニカで歌っていたことがあります。

それはいいとして、ボブ・ディランはアメリカの音楽にいくつかの革命をおこしています。

たとえば、フォークにエレキギターを導入しました。

あるフォーク・フェスティバルで、ディランがバック・バンドをしたがえて数曲演奏したところ、大ブーイングを受けた、という話は有名です。

しかし、当時の記録映画を見たところ、どうも話は歪曲といって悪ければ、誇張されているようです。

また、彼はロック歌手としても高い評価を受けています。

たとえば、「Like a rolling stone」は、アメリカでもっとも人気があるロック専門誌が選定した上位100曲の№1になっているくらいです。

続きます。