食べ物繋がりで今日は自然食品・天然物信仰の話をしたいと思います。
スーパーなんかに行くと自然食品コーナーがあり、沢山の食品がならんでいます。
また、専門レストランも結構あるそうです(私は行ったことはありませんが)。
自然食品ファンが多いんでしょうね。
まあ、人それぞれですから好きな人はこだわればいいと思います。
ただし、タイトルに書いたようにこれは一種の信仰なんですね。
たとえば、有機栽培がベターであるという科学的根拠はまったくありません(特に健康面において)。
農薬にしても、最近は特に技術が進んでいますから、人体に有害なものはほとんどない(当然ながら量によりますが)。
要するに科学や技術に抵抗があり、自然のほうがいいとなんとなく思っているだけなんです。
しかし、加工が一切駄目なのなら、極端に言えば、醤油も味噌も砂糖もすべて加工物ですから良くないということになります。
そして、天然ものに関しては、ウナギは天然ものよりも養殖ものの方が美味しいと言われています。
マグロなんかも同じですね。
大体、 松坂牛は一種の肉の養殖ですし、豚自体、イノシシが品種改良されたものです。
野菜や果物も品種改良されてないものはないでしょう。
これらをすべて否定するとなると、食べられるものはほとんどなくなります(当然、米も)。
ここでも極端な話をすれば、田畑を耕すこともあきらかに自然を加工しています。
まあ、上に書いたように人それぞれですが。
私は自然食品を高い金を出して買うなんて願い下げですね。
では。
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