コンプライアンスに注意しつつ、レガシーを作ることでコンセンサスを取れ

20161113180924-486fe332362a9e530e39de84cdc4a9cd7203a3b5.jpgあるクイズ番組でカタカナ語の意味について問題が出されていました。

タイトルに書いた英語の単語ですね。

それはいいんですが、これらの言葉を使っている例として出されたのが政治家ばかりなんです。

小池東京都知事が、特に酷いかな。

レガシー(オリンピック関連で最近頻繁に聞きます)、コンプライアンス、ダイバーシティ等々。

また、別の政治家ですが、コンセンサスやマターなんてのもありました。

一応説明すると、レガシーは遺産、コンプライアンスは法令順守、ダイバーシティは多様化、コンセンサスは合意、マターは案件ですが、何か日本語を使うことに問題があるでしょうか。

特に、ダイバーシティは普通の人にはわからないでしょうし、マターなんかわざわざ英語で言う必要がどこにありますか。

日本のいわゆる評論家たちも好んで英単語を使いたがる傾向があります。

なんとなく立派なことを言っているような印象を与えるからでしょうね。

基本的にはこけおどしです。

しかし、普段は教育政策をうんぬんし、日本語を大切にしようとのたまわる政治家がこんなことでいいのでしょうか。

自ら模範を示すなんてことは考えていないのかなあ。

私は、本当に英語ができて、言葉に敏感な人は、日本語の会話にはできるだけ英語を混ぜないようにすると思うのですが、いかがでしょう。

では。