牡蠣の話

20161225082354-017deff9d045a12a7f96845246e9e3b028585f05.jpg今日は牡蠣の話をします。

日本では焼き牡蠣や牡蠣鍋等々、様々な牡蠣料理がありますが、フランスでは生食することが多く、加熱するような調理法は非常に少ないようです。

フランスの牡蠣にはいろいろな種類があり、大別すると平牡蠣とくぼみ牡蠣になります。

両方とも一般的に云って日本のものと比べると身が薄いのが特徴です。

平牡蠣の代表はブロン (belon)といい、これはブルターニュ地方の汽水水域(塩水と真水が入り混じった水)で生産されます。

・000から・0までが高級で、それ以下は・1から・6まであります。

最高級の・000は本当に美味い代わりにかなり高いんですね。

何度かレストランで食べましたが、感激ものでした。

くぼみ牡蠣の代表は、クレール(claire)で、マレンヌ産のものが最も有名です。

面白いことにこの牡蠣は昔、病気で全滅したことがあって、稚貝を日本やカナダから輸入したんです。

そのためにジャポネーズと呼ばれていたこともあります。

明日に続きます。

では。