今年も残すところあと2日になりました、なんてありきたりの文章をあまり書きたくないんですが、今日は除夜の鐘を巡る問題がテーマですので、こんな形で始めてみました。
なんでも大みそか恒例の除夜の鐘の音が騒音だとの周辺住民からの批判を受けて、今年から断念する寺がいくつかあるのだそうです。
これに対して、テレビのコメンテーターたちは大体、同じような論調です。
要するに伝統的な行事を止めることはない。
一部の人間の苦情なんか聞く必要がないといった感じですね。
しかし、なぜ伝統的な行事だと、人が迷惑しても続けなければいけないのでしょう。
聞こえないとさびしいといった意見がほとんどだったと思いますが、そんなどうでもいいような理由なら、止めてもいいでしょう。
ここで除夜の鐘の由来をながながと書くつもりはありませんが、簡単に言うと年の変わり目に108の煩悩を払うということでしょう。
そんなことをまじめに信じている人はほとんどいないし、宗教的な意味はもうないと言ってもいいでしょう。
なんでもかんでも古くからあるものは残すべきだというのは、考えることを放棄していると思います。
私は除夜の鐘に何の興味もありませんし、私の住んでいるところでは多分聞こえて来ないと思いますからどうでもいいのですが、迷惑だと言う人がいるのなら、止めればいい。
どうしても聞きたい人は聞けるところに行けばいいんじゃないかな。
では。
除夜の鐘
Posted by comment(0)
|
コメント