前クールのドラマの一つに校閲に携わる女性が主人公のものがありました。
私は、主演の女優が好きだし、校閲といった仕事にも興味があったので毎週見ていました。
ただ、批判する人も結構いたようです。
要するに事実に反しているというわけですね。
たとえば、「校閲者として採用された人がのちにファッション誌の編集部に異動するという話は、聞いたことがない」
「大御所作家の原稿まで担当していますが、校閲という仕事をナメているとしか思えない」
「河野が事実確認のために原稿内に出てくる場所を実際に訪れて聞き取り調査するシーンがありますが、あり得ない。校閲はとにかく毎日大量の原稿をこなさなければならず、いちいち事実確認のために外出していたら仕事が進まない」
「河野が超有名作家と食事に行くシーンなども出てきますが、あまりに現実離れしすぎていて、放送事故レベルにも思える」
といった感じですね。
しかし、聞いたことがないなんてのは批判の理由にはならないでしょう。
このドラマは現実を忠実に描写したシリアスなものではなく、コメディなんですから。
状況も主人公も特殊で、普通にはあり得ないというのは当たり前で、だから面白い。
もちろん、程度問題ではあるのでしょうが。
私には十分に許容範囲だと思います。
長くなるので続きは明日。
では。
校閲ガール
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