日本アカデミー賞

20170129081041-52cd3e7b5a70d28729bd6aad937f12422b0b5828.jpg第40回日本アカデミー賞の各部門の優秀賞が発表されました。

しかし、興味を持てないですね。

多くの人はそうなんじゃないかな。

大体、メディアでもほとんど取り上げないし、受賞した人も大して名誉に感じていないような。

賞のセレモニー自体もなんだかショボイし。

ただ、気になるのはこの賞の名称ですね。

言うまでもありませんが、これは米国の「アカデミー賞」を真似たものです。

ぱくりと言ってもいいかな。

しかし、日本で最も権威があるとされている映画賞(本当の意味での権威はないとの噂もあり、それについては後で触れます)の名前が借りものとはどういうわけなんでしょう。

日本アカデミー賞なんて付けると自ら亜流だと認めていることになります。

もちろん、アメリカのアカデミー賞と比較にもならないくらいの差があることは否定のしようがないにしても、せめて気概だけは持てないのかなあ。

私は、日本アカデミー賞に限らず、たとえば日本のシャンゼリゼといった命名が嫌いです。

他から権威を借りてきて、得々としている。

自分たちの独自性を打ち出し、日本語でふさわしい名前を考えるべきでしょう。

ところで日本アカデミー賞の話に戻りますが、なぜ日本人にさえろく興味をもってもらえないのでしょうか。

まず、日本映画に評価に値するものが少ないことが上げられます。

そして、選考基準が曖昧だし、出来レースといった話は昔から言われています。

長くなるので明日に続きます。

では。