続きです。昨日、日本アカデミー賞には、本当の意味での権威はないと書きましたが、要するに出来レースだからですね。
北野武さんは「日本アカデミー賞では推薦された作品しかノミネートされないが、自分の映画がアカデミー賞に推薦されたことは一回もない。全部持ちまわり。今年はあそこ、次はどこ。アカデミー賞の会員が選んだなんて言っているけどアカデミー賞の会員なんかどこにもいない。そういう汚いことばかりやっているから日本映画がダメになる」と言っています。
もちろん、こうしたことはどこにでもあるでしょう。ただ、恐らく日本人の性質から、特に日本では酷いように思えます。
たとえば、レコード大賞は昨年、ある大手事務所の買収工作が曝露されて、一部では大騒ぎになりました。
少し話しは逸れますが、このレコード大賞のスキャンダルをテレビ局は完全に無視。
いかにメディアが駄目になってしまったかを世間に曝しました。
しかし、北野さんは「日本映画がダメになる」と言っていますが、私に言わせれば、もうとっく昔に駄目になっているでしょう。
これはレコードも同じでいわゆるオワコンなんですね。
当然ながらそんな業界には才能は集まりません。
テレビも映画も後は凋落の道をたどるばかり。
そのうち、レコード大賞も日本アカデミー賞もなくなるんじゃないかな。
では。
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