昨日の続きです。
昨日、書いたA言語、B言語、C言語について少し付け加えます。
たとえば、ずいぶん前にサッカー全日本代表チームの監督をしていたトルシエの専属通訳はフランス人でした。
マスコミは彼をカリスマ通訳だなどとたてまつっていましたたが、フランス語はAでしょうが、日本語はせいぜい、Cですね。
また、トリリンガル(日、英、仏)とされている〇川クリステルさんは、日本語はAで、英語は私にはわかりませんが、フランス語は、オリンピック招致の時のスピーチを聞く限りでは、Cにも達していないようでした。
フランス語では通訳はできないレベルですね。
大体、日本人には外国語について考え違いしている人が多いですね。
少し英語を喋ると大げさに感心してみせるくせに、3ケ月ほど留学すれば話せるようになるんだろうとか言います。
とんでもない話です。
滞在期間と語学力は比例しません。
何年住んでいても下手な人は下手なままです。
その国の女性と仲良くなれば、ピロートーク(寝物語)で言葉が上手くなるなんて話もしょっちゅう聞きますが、これも大嘘ですね。
フランス人と結婚していて20年も一緒に暮らしているのに、全然話せない日本人女性がいるくらいです。
まあ、これは極端な例にしても、ベッドで覚えられる語彙なんて知れていて、とてもビジネスには間に合いません。
通訳や翻訳では日常会話よりもずっと高いレベルが要求されます。
まだ続きます。
では。
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