苦手な人は読まないでください。
また、あまりシモネタを期待されても、失望される程度のものでしかないことをあらかじめお断りしておきます。
では本題に入ります。
大抵の人は世の中にバイブレーターというものがあることはご存じでしょう。
簡単に説明すると、一部の人が性行為の際に使用する道具ですね(詳しく知りたい方は自分で調べてください)。
ところで、このバイブは、元々、医療器具だったんですね。
これには驚きました。
19世紀初頭、ヨーロッパでは成人女性たちがヒステリーや倦怠感、や抑うつ症状などに悩まされていました。
こうしたことはあまり男性に見られなかったため、女性だけに起こる特別な症状と見られ、子宮のうっ血が原因と考えられていたのだそうです。
そのため、治療として骨盤振動マッサージが行われていました。
女性を性的に満足させるとヒステリーが起きないと思っていたのでしょう。
当初は医師たちが自らの手指を使って刺激していましたが、腱鞘炎を起こすなど治療する人が大変な思いをしてしまうということで、その他の方法が求められていました。
そして、1880年、イギリスのある医師が医療用の振動器具を発明し特許を取得し、1902年には家庭用の電化製品製造販売会社が手持ち式の振動器具を販売します。
バイブレーターの誕生です。
その後、アダルトグッズとして転用されるようになっていったというわけです。
そう言えば、この発明した医師を主人公にした映画があります。
「ヒステリア」(Hysteria:監督:ターニャ・ウェクスラー)で2011年の作品です。
私は内容をよく知らずに見たのですが、最初の方に女性の子宮を手でマッサージする場面があったのでやや面食らったことを覚えています。
ものすごく面白いとは言えませんが、興味がある方はご覧ください。
では。
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