20170228080046-48220070d903ce31c83a87d4a7fa89bf31138360.jpg続きです。

代理出産を完全禁止した場合、これに代わる方法は、里親制度(養子縁組)しかないと思います。

自分の血を引く子孫を残したいとの願望は、諦めてもらうしかありません。

この気持ちはどこにでもあると思いますが、特に、日本人に強いようです。

日本では米国やフランス(私が知っている外国です)に比べて、養子が少ないんですね。

こうした傾向を改めて、養子制度をもっと普及させるべきでしょう。

ただ、アメリカの某女性有名歌手が批判されているような、裕福な人間が貧乏な国で子供を「お金で買う」ことは止めさせなければいけません。

最後に書いておくと、代理母の問題に宗教的価値観を絡めるべきではないと思います。

宗教は科学や社会の進歩にまったくついていくことができません。

人工中絶や同性結婚などに今でも反対している宗教が多いのがその証拠です。

さらに、今回の件のようにオーストラリアのキリスト教とタイの小乗仏教といった複数の宗教が関わると収拾がつかなくなるでしょう。

では。