日本の笑いと世界レベルの笑い(4)

20170313074025-03b24b9306399349a4ca6f1800154edf1836b08d.jpg続きです。

脳学者の意見に対して、「うるせえよ、バカ。日本のお笑いの方が多様性がある」と爆笑〇題の〇田さんが反論しています。

彼はいつもこの調子ですね。

笑いとか自分の小説とかを批判されると特に過激に反応します。

しかし、「日本のお笑いの方が多様性がある」との反論にしても、彼はどのくらい世界の笑いに詳しいのでしょう。

アメリカのことは、少しは知っているかも知れませんが、大したことはないでしょう。

国際レベルがどうしたと議論する両方が何も知らないで言い合っているのは滑稽な気がしますね。

ところで、笑いに対する好みのようなものはあります。

脳学者も自分には合わない程度のことを言っておけばよかったに、自分が好きではないから低級だと決めつける方向に行ってしまったので問題になった。

こういうことは良くあります。

人間は自分の趣味嗜好が他人よりも優れていると考えたいものなんです。

ついでに言うと、実は私も日本の主流の笑いはあまり好きではありません。

ドリフターズやひょうきん族は、全盛期に日本にいなかったので、知らないのですが、さんまさんやたけしさん、志村さんのギャグやコントにはほとんど笑えません。

ブレークする前のタモリさんは好きでしたが。

好みがややひねくれているようです。

もう少しだけ続きます。

では。