何か子供が関係した事件や事故が起きるたびに教育のあり方が問題になります。
厳しくしつけるべきだ、いや、自由に育てるべきだ等々。
しかし、教育の専門家によれば、ルールによる縛りの多い家庭は健全とは言えないのだそうです。
意外に思うかも知れませんが、門限なんかも良くないんですね。
それで子供がまともに育つと思うのは勘違いです。
ただ、親が子供を縛りたいだけ。
良い子とは親の言うことを聞く、従順な子供のことではありません。
反抗期がない子供は大人になってから問題を抱える可能性が高いことは研究でわかっています。
父親の威厳だとかで、子供を頭から押さえつけようとする父親は、単なる暴君でしかありません。
家族それぞれが個人的な考えや感情を表現する自由がない家庭は最悪と言えるでしょう。
お前は黙っていろなんて言葉が出る家庭は注意が必要です。
また、娘の結婚式に大泣きするような父親は、日本ではなんだか美談のように捉えられていますが、実際には強権的な父親の盾の裏側のようなものです。
決して理想的な父親像ではない。
親子であっても正しい距離感をもって接しなければ、一人の人間として尊重していることになりません。
このテーマは奥が深いのでまた機会があれば取り上げたいと思います。
では。
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