あるテレビ番組でタレントや役者が番組で出される食べ物には美味くないものもあると言っていました。
それはそうでしょう。
しかし、不味いとはっきり言うことはあまりないとのこと。
おもしろい味だとか、個性的な味だとか言って誤魔化す。
大抵の場合は不味くても美味いと褒めるんですね。
しかし、いろいろ事情もあるんでしょうが、これは視聴者を騙していることにならないですか。
最近も、有名男性アイドルが絶賛した「鮭キムチ」が話題を呼び、製造・販売している会社に1年分の予約が殺到したそうです。
これほどまでの影響力があるのに、彼等の発言は信用できない。
これはまずいでしょう。
少し昔のことですが、ある昼の帯番組が主婦に大人気で、紹介された商品は必ず大ヒットすると言われていました。
当然、企業側は取り上げてもらうために躍起になって、プロデューサー・MCを接待したり、大金が動いたとの噂がありました。
実はこうしたことは今でも形を変えて行なわれています。
企業の本社や工場に潜入と称して、実際には視聴者が特に興味もないことを紹介しているような番組では、何らかの裏取引があると考えて間違いないでしょう。
ただ、テレビが力を持っていた時はこれで通ったかも知れませんが、この時代にはもう無理じゃないかな。
それがわかっていないのはテレビ関係者だけでしょう。
では。
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