マナーの常識(2)

20170410143145-bbf5b1e773f78e25abb21d421d2ce1924a014293.jpg昨日の続きです。

「芸能人格付けチェック」で次に気になったのは「粋な蕎麦の食べ方」です。

なんでも、一口目は、風味を楽しむために、蕎麦を1本だけ、つゆにつけずに食べるんだそうです。

ううむ、この時点でかなりげんなりしました。

そんなことをしている人を見たらみんな笑うでしょう。

次に蕎麦猪口につゆを4分の1だけ入れるとのこと。

その方がつゆの濃さを一定に保つことができるから。

そして、蕎麦をつゆに3分の1だけつけて食べる。

1回でつまむのは蕎麦6本で、噛まないで飲み込む。

薬味は、最初は入れず、数種類ある場合は一度ではなく、順に入れる等々。

なんと言うか、形式主義も極まれりといった感じですね。

本当に蕎麦を食べるたびにこんなことをしているんでしょうか。

私に言わせれば通を気取った人間の意味のないこだわりですが。

そのうち蕎麦道とかいいだすんじゃないかな(すでに言っている可能性も)。

それから、解説に江戸ソバリエ協会理事長なる人が出てきましたが、もうこの団体の名前だけでレベルがわかります。

ソムリエとかけたつもりなんでしょうが、粋がどうしたとか言うのならこの名称はないでしょう。

そう言えば、立ち食い蕎麦の食べ方には作法があるのかな。

死ぬほどこだわったらおもしろいですね。

もう少し続きます。

では。