拒絶に負けるな(2)

20170418074758-e6763fe525c0e10cd18d23e2315a9c8f3ed4b06b.jpg昨日の続きです。

彼は「そうだ。これをやってやろう。100日間拒絶される気分を味わってみせる」と決意。

拒絶されるネタを考え出し、そして動画ブログを作りました

まず最初にやったことは「初対面の人から100ドル借りる」です。

自分のオフィスがあるビルの警備員に突然切り出します「こんにちは 100ドル貸してもらえませんか?」

すると警備員は、彼を見上げて「まさか、なんでまた?」

彼は、 回れ右して逃げ出しました

彼はそうした様子を撮影していたので、家に帰ってから自分の姿を見てみました。

そして気がつきます。

相手の男性は威圧的ではなく、しかも「なんで?」って聞いている。

つまり説明の機会をくれたわけですね。

とすれば、色々言えたはずだし、説明することも、交渉することだってできたはずです。

なのに今まで通り、ちょっとでも拒絶されそうだと感じると、速攻で逃げた。

彼は、次の日からは何が起きても、逃げずにとどまろうと決意します。

そして、次々にとんでもない行動を取ります。

あるハンバーガーチェーンでハンバーガーの無料のお代わりをリクエスト。

当然、拒否されますが、踏みとどまり、一応、説明します。

「ここのバーガー大好きだし、お店も大好きだけど、ハンバーガーに無料お代わりがあったらもっと好きになるんだけど」

すると店員は「では店長に伝えておきます。実現されるかもしれませんが、今日はお出しできません」 と答えました。

もちろん、実現はしなかったのですが、彼はずいぶん気が楽になるのを感じたんですね。

もう少し続きます。

では。