20170402085047-e717e1ef49de333af95e0af6529ef85a9bd499a3.jpgいじめに関わる問題をテレビやネットで見ない日はありません。

現代日本の教育に関わる最大の課題の一つと言えるでしょう。

いじめをなくそうという運動もいたるところで進められています。

しかし、悲観的なことを言うようですが、いじめは永久になくならないでしょう。

ある意味では人間の闘争本能にかかわるものであり、人はいじめをせずにはいられないからです。

ネットを見ているとこれが良くわかります。

いじめをした者への制裁と称して、もっと酷いイジメを大勢の人間が寄ってたかってやっている。

また、テレビでも、コメンテーターと称する人たちが明らかないじめをしています。

大義名分と言うか、そんな大げさなものではなくても、とにかく何か口実さえあれば袋叩きにする。

最近では、不用意な発言をした脳科学者の例があります。

不倫問題でテレビから干されたハーフタレントのケースも完全にいじめでしたね。

みんな突然極端なモラリストになり、徹底的に叩いていました。

ところが、同じ不倫でもハリウッドで活躍している渡辺〇さんに対してはみんなずいぶん甘い。

要するに確固たる基準なんかまったくないわけです。

気分と言うか、都合で責めたり、責めなかったり。

こんないい加減なことしかできないんだったらもうコメントなんか止めればいいのに。

結局のところ、テレビやネットがいじめを増長しているのではないでしょうか。

本気で対策を考えるのなら、まず、そこから始めるべきでしょう。

では。