かなり前に読んだ本に世間に流布している常識にも結構いい加減なものがあると書いてありました。
おもしろかったので一部紹介します。
まず「News」(ニュース)が英語の北「North」、東「East」、西「West 」、南「South」の頭文字を集めてできた単語だとの話を聞いたことがありませんか。
実はこれはウソなんですね。
フランス語ではニュースのことを「les nouvelles」と言いますが、「新しい」との意味があり、それを英語がそのまま取り入れたんです。
よくひとつの単語に語源が複数あることがありますが、こうした思い違いが原因でしょう。
要するに誰かが適当に考えついてことをあたかも事実のように吹聴した結果、定着したわけです。
それから、ピラニアは本当は人を襲わないとのことです。
これも驚きでしょう。
ピラニアは非常に臆病な魚で、普通は人間を含む大きな動物を襲うことはありません。
かなり以前に、あるドキュメンタリー映画で牛が食べ尽くされる映像が流され、それが有名になったために人々の記憶に間違って刷り込まれたんですね。
ただ、大きな動物でも血を流し、弱っている時は襲うこともあるそうですが、非常に稀なことだそうです。
しかし、今まで沢山のドラマや小説でピラニアが人を襲う場面が出てきましたが、これからはこんな安易なことはできないでしょう。
続きは明日。
では。
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