20170509072154-b55b5d0d27ab635ea58fe067e5caed121cfb4e26.jpg昨日、犬を食べるといった他国の食習慣を理解し、尊重すべきだと書きましたが、実際にはこれがかなり難しいことであることはわかっています。

犬や猫を食べることについては西欧人だけではなく、日本人にも抜きがたい拒否感がありますから。

しかし、だからといってそれを他の国にまで押しつけるというのはどうなのでしょう。

そう言えば、日本のクジラを食べる習慣も、世界の多くの国から非難されています。

ただ、これについては人種差別に加えて、日本が経済大国になったことに対する反感が底にあると言われていますから微妙ですが。

よく言われることですが、もし国民の大半が牛を聖なるものとして絶対に食べないインドが他国にその習慣を押しつけたらどうするでしょう。

イスラム教やユダヤ教は豚肉を食べることを禁止していますが、これを世界中で守るように主張したらどうするのでしょう。

西欧諸国はいつまでも文化的優越感を持ち、自分たちの価値観を押しつけようとしています。

そろそろ日本を初めとするアジア、そして、アフリカ、その他の諸国は手を組み、こうした傾向に対抗すべきではないでしょうか。

国際化とは西欧諸国の顔色を伺い、彼等の気に入るように努めることではありません。

自分たちの文化を堂々と主張し、これを守ることです。

小さなことですが、そばをすする音の問題も同じことだと思います。

では。