話はしっかりと、そして短く

20170604065755-b694f9df848cc971c3491ec998910552541bc1cb.jpgちょっと前にフランス語と日本語で行われた会議の録音記録のテープ起しをやったことがあるんですが、その時に感じたことを書きます。

日本人は本当に話が下手ですね。

「あー」とか、「うー」とか、「えーと」とか。

そうかと思えば、「あの」、「その」ばっかり。

それからいつも語尾に「けど」をつけます。

断定したくないのでしょうね。

日本人の特徴です。

聞いているとイライラしてきます。

話者(何人もいますが、全員傾向は同じ)はジャーナリストらしいのでが、一応プロがこの体たらくではどうしようもない。

そう言えば、テレビのキャスターでも最近は言葉に詰まる人間が多いし、アナウンサーも言い直しばかりしています。

こんなのはきちんと訓練すれば何とかなると思うんですが、どうでもいいのでしょうか。

まあ、日本人は人前で話す訓練をしないから仕方がないのかも知れませんが。

その点、フランス人は、少なくともきちんと教育を受けた人間は話が上手です。

理路整然としているし、曖昧さは少なく、言い直しもあまりない。

といってもフランス人を称賛してばかりもいられません。

とにかく、彼等はむちゃくちゃおしゃべりです。

この会議でも一人12〜3分と言われているのに、全員平気で30分以上も話し続ける。

ルールというものを守る気がないんでしょうか。

延々と話が続いて、もう、うんざり。

テープ起こしをしている人間の身にもなって欲しい。

って、知るはずないですね。

では。