ある人から「留学先でアルバイトを探すことは出来るのか、留学資金として月幾らぐらいの生活費（学費を除く）が必要か」との質問をいただきました。
面白いと思いますので、今日はこの問題を取り上げます。
まず、結論から言うと、欧州諸国に限ってですが（他の地域の事情は知りません）、アルバイトは難しいと思ったほうがいいでしょう。
私が住んでいたフランスを初めほとんどの国では、一般的に労働許可証を持たない外国人の就労には非常に厳しい政策を取っています。
ですから、日本でいたるところに見られるような不法滞在者が水商売や肉体労働で働くといったことはほとんど不可能です。
仮にもぐりで何とか働けるところが見つかったとしても、しょっちゅう警察官による立ち入り検査があります。
そして無資格就労が発見されれば、雇った店側は罰金、さらに下手をすれば営業停止になります。
また、働いていた外国人は逮捕され、場合によっては国外追放されます。
実際に、パリにいた時に、あるカラオケラウンジでアルバイトのホステスをやっていた女の子が全員目の前で逮捕されたことがあります。
続きは明日。
では。
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