IT葬式

20170819075128-4333071303ffe5f2aa268909bc1bb15938109cb3.jpg最近、葬式のIT化が進んでいるのだそうです。

ヒト型ロボット「Pepper」による読経、芳名帳記入をIT化した「電子芳名帳」、ネット上で葬儀を配信し、遠隔の人もスマートフォンで疑似体験できる「ネット葬儀」といったサービスが提供されるわけです。

当然ながらこれには賛否両論があります。

そんなものでは心がこもらないし、死者も浮かばれない、これが反対派の代表的な意見ですね。

サービスを提供する企業側は、菩提寺が無かったり、檀家制度にとらわれたくないといった現代人のニーズに合せていると主張します。

私はIT葬儀に賛成というか、葬式の意義自体に疑問を持っていますが、それはいいとして、

たとえば、ヒト型ロボットのPepperによる読経はどうでしょう。

Pepperは、もともと頭は坊主ですが、導師の格好で読経するだけでなく、説法もするとのことです。

そして、Pepperの横には、人間の副住職が控え、何か起きた場合に対応します。

ロボットの読むお経に宗教的功徳はないとの考えもあるでしょう。

しかし、私には従来の僧侶との違いがわかりません。

申し訳ないですが、私の知る限り、一般の家に来るようなお坊さんは単にルーティンでお経を読んでいるとしか思えません。

説法にしてもくだらないことしか言わない。

そして、短い時間しか居ないのに結構なお金を取るんですね。

長くなるので明日に続きます。

では。