同時通訳は聞きにくい

20170814071348-99bf2db4d60ed963a67073e7aca38aa4d8d065e1.jpgちょっと前のことですが、テレビである討論番組を見ました。

参加者はアメリカ人と日本人です。

それで、同時通訳が入ったんですが、やはり聞きにくかったなあ。

通訳のタイミングが遅いし、同時通訳では良くあることですが、隔靴掻痒の感がすると言うか、話がなんとなくずれているような気もします。

比較的テーマが難しかったと言うこともあるんでしょうが(とは言え、極度に専門的な用語が飛び交ったというわけではありません)。

大体、普通は同時通訳では良くて70 %、下手すると30 %くらいしか伝わらないものです。

だから上に書いたように話がずれるんですね。

私が昔、生で聞いた文学討論会でも(フランス人と日本人の作家が参加していました)、同時通訳がもの凄く苦労し、果ては、言ってないことを通訳者が勝手に口走ったために、発言者が怒ったことがありました。

討論会はめちゃくちゃ。

話が完全に食い違い、結局、通訳者が謝りました。

一応、一流とされている人だったんですが。

まあ、人のことは言えませんね。

私も同時通訳をしていて、上手く行く時は話者と一体くらいになるんですが、駄目な時はまったく駄目。

それに調子が良い状態も長く続かないなんてこともあります(物凄く疲れるんです)。

もう少し続きます。

では。