番組の話に戻ると、日本人側は、MC2人(男性と女性)以外に、ジャーナリストと元東大総長で現在はなんとか総研の理事長なんて人が出ていました。
まず、MCの切れが悪いんですね。焦点がぼけたことしか言えない。
バラエティなんかだといいのかも知れませんが、難しい話だと無理なんでしょう。
日本にはまともなディベートを仕切れるMCはいないのかなあ。
それから、ジャーナリストはさすがに発言が論理的で明確でしたが、理事長の方は言っていることが分かりにくい。
日本では、偉い人なのに何を言っているかわからないことがよくあります。
私も通訳をしていた時に苦労しました。
意味がわからないと通訳なんか絶対できませんからね。
フランスだったら政治家は勿論、会社でもある程度以上のポストにいる人は話が上手いし、明快です。
学校で訓練しているからでしょう。
一般のサラリーマンや技術者、ブルーカラーはやはり分かりにくいし、言葉も洗練されていません。
日本ではこうした違いがあまりない。
セレブなんて言っても、ぜんぜん教養が感じられない人ばかり。
別に外国と同じである必要はありませんが、少なくとも世界の舞台で活躍する人は、自分の言いたいことを明確に伝えられないといけないでしょう。
それから、明確な話し方を学ぶためには、英語やフランス語(我田引水)を学んだ方が良いでしょうね。
こうした西洋の言葉は論理的に成り立っているので、比較的明快な話ができます。
当然ながら、人によってレベルは違いますが。
言葉を使うのは人ですが、人が言葉によって影響されることがあるんですね。
これが言霊です(大抵の人は言霊を間違って理解しています)。
この話は長くなるので、また別の機会にさせていただきます。
今日は、私の話の焦点もぼけていました。
すみません。
では。
コメント