先日、あるクイズ番組を見ていると超天才高校生なる謳い文句の若者が3人参加していました。
まあ、こうした形容詞はインフレ傾向がありますから、本気にする必要はないんですが、この参加者たちは超天才とはとても言えず、天才でもなく、単なる秀才レベルでしたね。
彼等はそれぞれ灘高校(兵庫県)、開成高校(東京都)、洛南高校(京都府)の現役の高校生で、クイズ研究会のメンバーだそうです。
それでどのくらいすごいのかなあと思って見ていると結構低いレベルの問題で間違うんですね。
たとえば、豹を英語で言えない、ひたむきを漢字で書けない(直向き)、世界各国の国旗がほとんど言えない。
ものすごく偏差値の高い高校に在籍していて、毎日クイズに励んでいるはずなのに。
そして、彼らは自意識はすごく高いんですね。
若いから仕方がないのかも知れませんが、絶対勝ちますとか、自信に満ちたことばかり言う。
しかし、結果を伴いません。
だから感じが悪い。
いわゆる嫌な秀才型の人間そのままです。
こういう人間が官僚になるんだろうなあ。
大体、本当の天才はクイズなんかしないでしょうし、官僚にはならないでしょう。
では。
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