ある薬用酒メーカーが実施した「ビジネスパーソンの疲れの実態に関する調査」によると、日本の会社員の80.7%が、現在仕事に疲れを感じているとのことです。
疲れの原因としては、順に「仕事の人間関係」(43.6%)で、「仕事の内容」(40.9%)「仕事の量」(31.5%)、「運動不足」(28.1%)、「通勤」(26.7%)等が上げられています。
そして、この疲れをさらに倍増させるようなことがあるんですね。
それは上司から浴びせられる一言だそうです。
具体的には、「常識でしょ(当たり前でしょ)」(13.6%)、次いで「そんなこともできないの?」(12.6%)、そして、「前にも言ったよね?」(12%)と言った言葉ですね。
当然と言えば当然ですが、頼りたい時に突き放されたり、嫌みのような形で追い詰められたりした時に、より疲れを感じる傾向があるわけです。
しかし、上に書いたようなせりふは誰でも聞いたことがあるでしょうし、自分で言ったこともあるんじゃないかな。
私も昔、会社で働いていた時は上司にもっと酷いことをしょっちゅう言われていました。
私は何とか我慢しましたが、そのために辞めていった同僚も結構いましたね。
こういう話になると昔は当たり前だったといったことを言って擁護しようとする人が必ず出てくるんですが、時代が変わったことが理解できないのでしょう。
悪しき習慣は自分のところで終わりにしないと。
大体、会社にとっても従業員が仕事しやすいほうが良いに決まっています。
できれば部下や後輩を持つような立場になったら自分の言動をもう一度考えてみるといいと思います。
では。
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