メンタルヘルス関連でレジリエンスという言葉があるのですが、ご存知でしょうか。
簡単にいうと、精神的な回復力・防御力を意味する言葉です。
つまり、レジリエンスが低いと、ストレスを受けた時に落ち込みやすく、なかなか立ち直れないわけです。
とすると、レジリエンスを高めれば精神的なストレスを受けた時に心にダメージを受けにくくなり、精神疾患にもかかりにくくなると考えられます。
また精神疾患にかかってしまっても、早く病気を治すことができるでしょう。
以前は、レジリエンスは生まれつきの能力であり高めることは出来ないと考えられていました。
しかし現在では、適切なトレーニングをすればレジリエンスは誰でも高められることがわかっています。
では、どのようにすれば、レジリエンスを高められるのでしょう。
以下に、そのポイントをご紹介します。
1自己肯定感・自尊心
レジリエンスを高めるための基盤となるのは、自分に対する適切な評価です。
これは当然のことで、自分に対する価値を認めてあげていないと、何かストレスを受けた時に「どうせ自分は」と否定的に考えるようになってしまいます。
これではレジリエンスが高まるはずがありません。
どんなに完璧に見える人でも、欠点があるものですが、自己評価の低い方は、その欠点だけに目を向けて自分の評価をしてしまう傾向があります。
また、その欠点が努力で改善させられるものであっても「どうせ自分が出来るわけない」と努力する前から諦めてしまう傾向があります。
長くなるので、明日に続きます。
では。
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